加圧トレーニング 効果

横浜二俣川の加圧トレーニング&パーソナルトレーニング

加圧トレーニングで効果を出すための指導者選びのポイント


 

私のお客様には過去に加圧トレーニングの経験がある方が多くいらっしゃいます。

 

 

ご存知の通り、加圧トレーニングは大変有効なトレーニング方法であることは実証されている事実です。であるからこそ、私も女性を美しくするための方法としてプログラムに取り入れています。ただし、加圧をすれば、ベルトを巻いて動けば・・効果が出る訳ではありません。

 

 

どのように指導を受けるか、指導者の質が非常に大きなポイントになってきます。加圧トレーニングを生かすも殺すも指導者次第なのです。今回は、加圧指導を受ける際のポイント(指導者を選ぶ際のポイント)をお伝えします。

 

※全て私(鈴木やつか)の見解です

 

圧力の設定

その人の体力・血管の強さ・運動歴・疾患の有無・その日の体調・生理周期のタイミング・・などなど多岐に渡る状況把握のもと、加圧ベルトを巻く強さ+空気圧の強さを細かく設定する事が加圧トレーニングの効果を引き出す最大の特徴です。

 

 

ホースで水を撒くときに、指でホースの間口を狭めて水の勢いを調節する場面を想い浮かべてください。

水が出ている圧力に対して、丁度良く指に力を加えなければうまく水が飛びませんよね。

 

 

ギリギリの隙間をうまく作ることで、水が遠くへ飛ぶと思います。

 

 

加圧トレーニングでは、加圧ベルトを巻き空気圧を人工的にかけることで、普段使われていない毛細血管の隅々まで血液を運び、運動前に「すでにたくさん運動している!」と脳に錯覚をさせることが重要になります。

 

※適正な圧力をかけると、ハードな運動をして心拍数を上げないと届かない所まで血液が届く為、軽い重さの軽い運動でもホルモンの分泌・筋力の使われる度合い・発汗作用などが増す。

 

 

運動をしていないのに「キツイ!」という脳の錯覚が起きて初めて、加圧トレーニングの効果を引き出せるわけですから、圧力の設定は非常に重要だと言えます。

 

私鈴木が使用している加圧マスタープロ

圧力の設定が細かく出来る空圧式+拍動の状態がわかるオシロスコープ(上段の画面)でより適正圧をかけることができる。

ただし、高性能の機械を活かすことについても指導者の知識と経験が必須。

 

 

ところが、私の所にいらっしゃったお客様からのお話を聞く限り、圧力の設定に疑問を感じることが多くあります。一番感じるのは「圧の設定が弱すぎる」ということです。

圧が弱いと前述の通りより遠くの血管まで血液を届かせ、ホルモンの分泌や発汗を促すことが出来ません。

 

 

このような背景には加圧トレーニングの資格制度と指導者の経験度合いという背景があると考えています。

 

加圧トレーニングの資格制度

加圧トレーニングの資格は一般の皆さまの想像よりも比較的「簡単に」取得することが出来てしまいます。

お金を支払って、講習を受け、試験を受ける仕組みはもちろんあります。

 

 

しかし「血流を制限して運動指導をする」という特殊な状況に対応出来るには運動生理学・解剖学その他多岐に渡って知識が重要だと思います。

 

 

それに相当するカリキュラムが確立されているかというと、疑問を感じます。

 

 

また、加圧の資格のみで加圧指導が出来てしまう所も問題点です。

 

 

トレーニング指導経験がないエステのお姉さん、加圧ジムに就職して数ヶ月の人、などなど運動指導の経験がほとんどない方が加圧指導をしている場面が今でも見られるようです。

 

 

前項で加圧ベルトの圧が弱い問題点があると書きましたが、効果的な圧の設定には「重いバーベルやダンベルを使ったウエイトトレーニングで筋肉を追い込んだ時の感覚を知っていること」が重要になります。

 

 

そこを知らないとお客様が血管のキツさを痛がった時に圧を弱めてしまうため、適正な圧がかけられないのだと推測しています。

 

 

逆に圧力が強くかかりすぎてしまっている時にもそれに気付かない危険性もあります。

 

 

このような状況の背景には、10数年ほど前の「加圧トレーニングブーム」があると考えています。

 

 

メディアを通じて大きな話題になった時、世間の需要に対して加圧指導者の数が足りていないという状況が起こりました。

 

重要に対しての供給を急ピッチで進めた時の育成プログラムと資格取得までの仕組みが、残念ながらそのまま残っていると言わざるを得ません。

 

 

個人的には、加圧トレーニングの資格取得のハードルを厳しくするべきだと思っています。

 

 

具体的には、加圧試験を受けるために、パーソナルトレーナーの認定資格保持が必須、などです。

その指導者が加圧トレーニング以外の運動指導資格を保持しているか、是非確認することをおススメします。

 

 

指導者の経験

 

前述の通り、資格制度の甘さによって指導者の経験が少ないという現状があります。

経験には"2つ”視点があると考えています。「トレーニング経験」と「指導経験」です。

 

 

指導者がトレーニングの経験がほとんどないというのは通常有り得ないと思いますが、残念ながら加圧トレーニングの世界ではよくあることのようです。

 

 

実際に自分がウエイトトレーニングや加圧トレーニングを経験して、自身のカラダで結果を出したり、研究・実証を重ねるのは必須です。どの世界でも当たり前の事だと思います。

 

 

では、しっかりトレーニングをし、筋肉質で引き締まったカラダを作っているトレーナーが全員優れているのでしょうか?コンテストで入賞経験があるトレーナーは指導が上手なのでしょうか?

 

 

もちろん、そうではありません。

 

 

確実に効果を出したい女性のあなたにはもう一つ、確認してほしい点があります。

それは、トレーニング経験を大前提とした「指導経験」です。

 

 

知識とカッコいいカラダがあっても、指導経験・指導実績がほとんどない、という場合もあるのです。
また指導経験が長くても、お客様の心の奥の悩みを引き出せずに独りよがりの指導をする指導者さんもいらっしゃいます。

 

 

この辺りは、指導者さんのプロフィールを確認したり、HPの「お客様の声」の有無や内容などを参考にされてみると良いと思います。そして実際に必ず、何人かの体験セッションを受けてみることが重要です。

 

 

いくつかのHPを読み込んで、実際に足を運び、納得のいく形でご自身にあったトレーナーを見つけましょう。

 

 

 

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