加圧トレーニングは高血圧でもできるの?
高血圧やその他内科的疾患をお持ちの方、薬を常用されている方が加圧トレーニングを実施できるかどうか、については加圧指導者がよく受ける質問です。
高血圧については、結論からいうと医師の許可が必要です。
その他、この記事では加圧トレーニングが禁忌(行ってはいけない)の疾患・医師の許可が出れば症状の改善が見込めるものなどについても解説いたします。
目次
加圧トレーニングができない疾患
加圧トレーニングができない疾患リスト
加圧トレーニングが禁忌(行ってはならない)となっている疾患については以下のようになっています。
■心臓に障害のある方
■悪性腫瘍のある方
■骨粗しょう症
■皮膚疾患
■高血圧症
■急性疾患
■化膿性疾患
■妊娠中
■甲状腺異常に関する疾患
■熱・風邪
■骨折・脱臼・肉離れなどの外傷
高血圧について
現状ではまず医師の許可が必要
高血圧でも加圧トレーニングをしている方は多い
横浜の加圧トレーニング&パーソナルトレーニングでは、ダイエット・ボディメイクの方を専門にしているため、基本的には内科的疾患をお持ちの方については、医療機関へのお問い合わせをご案内しております。
但し、上記リストの中で最もお問い合わせをいただいている”高血圧”については、軽い高血圧(主治医からそのように言われていて、且つ通常の運動が問題なく出来る)とされる方に限り、医師の許可のもと加圧トレーニングを実施しております。
加圧トレーニングで血管が若返る
加圧トレーニングは血行促進と一酸化窒素の分泌などにより、血管の内皮細胞が若返る効果・血管の弾力が増す効果などが認められてます。
そもそも日本の高血圧は世界的な基準でみると、治療や服用薬が必要でない方も高血圧という認定がされている可能性を否定できません。
日本の高血圧認定は範囲が広すぎる?
アメリカと日本の違い
基準が全く違う
例えば、アメリカでは上(収縮期血圧)が150・下(拡張期血圧)が90を超えれば降圧剤などの治療が必要とされています。
しかも、この基準が適用されるのは60歳以上だけ。30~59歳の米国民については、下が90を超えれば高血圧とされますが、上については科学的根拠がない、として基準そのものが設定されていません。
日本では、上が130・下が80を超えると高血圧認定とされ、しかも年齢に関係なく適用されます。
血圧は高まる必要があるから上がっている
そもそも、年齢とともに血液を送るポンプ作用は弱っていきます。
そのままだと手足など末端まで栄養や酸素を血液で運ぶことが出来なくなるため、心臓からのポンプを強くして、血圧を上げることは必然なのです。
血圧は必要に応じて高くなっているのに、それを薬で下げてしまっている、という可能性が否定できない現状なのです。
加圧トレーニングで血圧が安定する
もちろん、私(鈴木やつか)は医師ではありません。
医療的な判断はできないので、加圧トレーニングの実施については前述の通り医師の判断を仰いでいます。
その結果、医師の許可を得て加圧トレーニングを実施した複数のお客様が、「加圧トレーニング実施後血圧が安定する」「降圧剤の量を減らしていただけた・必要ないと処方が終了した」など良い報告を受けています。
加圧でなくても、筋トレはおススメです
不安なら加圧にこだわらなくてもよい
通常の筋トレも高血圧には有効
前述のように、加圧トレーニングは軽い高血圧症の方に対して有効であると考えていますが、不安がある方は無理を押して加圧トレーニングをする必要はありません。
ただ、血流を良くして血管を若々しく保つために、”筋トレ”はしておいた方が良いと考えています。
現代では意識的に運動をしないと、なかなか筋肉や血管を鍛えることはできません。
筋トレは意外と手軽に始められる
早朝ウォーキングや交通機関を利用して山へ出かけて山登り、よりも筋トレをするのが手軽で効率的です。
高血圧が気になって運動を始めたい方は、ぜひ筋トレを始めましょう。
ご自身で始める際は、息を止めないように回数を声を出して数えるなど、息ごらえをしないように気を付けてください。
筋トレの仕方や、加圧トレーニングについてご案内が必要であれば、気軽にお問い合わせください
執筆者の情報
この記事を書いたのは
アラフォー女性専門パーソナルトレーナー/ダイエットアドバイザー鈴木やつか
1984年7月4日北海道函館市生まれ。
神奈川県横浜市で育ち、現在も横浜で活動中。
キャンセル待ちが出る人気パーソナルトレーナー
-所有資格-
・NSCA-CSCS(全米ストレングス&コンディショニング協会‐ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
・KAATSUJAPAN-加圧インストラクター
↓詳しいプロフィールはこちら↓
プロフィール&人生史
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