(4)スイーツも楽しむ
甘く美味しいスイーツ・・あなたも好きなスイーツの一つや二つ・・ありませんか?
もしくは、それほど好きではないけれど、頂き物をしたり、ランチや付き合いで私だけ食べないわけにはいかない・・そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いずれにしても、スイーツなしでダイエットを進めるのは難しいですよね。
無理してカットして目標を達成しても、また甘いものを食べ始めたらリバウンド・・そんなダイエットでは今までのあなたのダイエットと同じになってしまいます。
理想の体型を手に入れた後、あなたが自分自身で体型をコントロールしていくことが大切です。
スイーツも味方につけて、ダイエットを成功させましょう。
何故スイーツは太ると言われるのか?理由を考えてみましょう。
砂糖の中身は果糖とブドウ糖
スイーツや甘いお菓子にはご存知の通り砂糖が使われています。
砂糖はブドウ糖と果糖が50%ずつ、という割合です。
”果糖”は”ブドウ糖”と違い体内で貯蔵する場所が少ない為、安全な中性脂肪に変わります。
ブドウ糖は内臓や筋肉に蓄えられ、エネルギーとして活動代謝(日常生活や運動でのエネルギー)に使われます。
果糖は大部分が中性脂肪に、ブドウ糖はエネルギーで使えなかった余剰分が中性脂肪になります。
つまり、太る原因は果糖とブドウ糖の余剰分ということになります。
ケーキや果物一人前くらいの果糖では太らない
とはいえ、ケーキ一個や果物くらいの果糖では見た目や数値が変わるほど体脂肪になるわけではありません。
太る原因は、単に「甘いもの」が悪者なのではなく、
➀摂らない方が良い果糖を摂ってしまっている
②摂らない方が良いタイミング
の2点が問題のことが多いのです。
➀摂らない方が良い果糖とは
前述のように、ケーキ1個や果物くらいにはそれほど多くの果糖が含まれているわけではありません。
気を付けたいのは、清涼飲料水や乳飲料、冷菓類などに含まれる異性化糖です。
異性化糖は、人工甘味料の一つで果糖含有率の割合によって
「ブドウ糖果糖液糖(果糖50%未満)」
「果糖ブドウ糖液糖(50%以上)」
「高果糖液糖(90%以上)」
これらの糖の量を超えない量の砂糖を加えた
「砂糖混合異性化液糖」
などがあります。
果糖は、糖の中で最も甘味が強く、冷やすことでさらに甘味が増す特徴があります。
その為、甘みを増すには果糖の割合を人工的に多くした商品が多いのです。
それらは上記に挙げたような清涼飲料水・乳飲料・冷菓類のほか、スーパーやコンビニなどで販売されている安価なスイーツにも含まれています。
果糖の割合が多い食品はダイエットには不向きですから、どうせ甘いものを食べるのならスイーツ専門店やカフェなどで、砂糖を使った美味しいスイーツを楽しみましょう。
②摂らない方が良いタイミング
摂らない方が良いタイミングはズバリ!夜です。
夕食後などは、ほとんどの方がその後ハードにカラダを動かしたりすることは少ないでしょう。
活動代謝で糖を使えない分は、余剰分として体脂肪になりやすいといえます。
また、消化吸収が終わらないうちに寝てしまうと睡眠時の燃焼効率も下がってしまいます。
朝や日中など、これから活動が増え、摂った糖をエネルギーに変えられるタイミングで食べることが大事です。
スイーツを食べるための”緩いマイルール”を作る
私のお客様が美味しくスイーツを食べつつナイスボディを維持しているマイルールの例を参考にしてください^^
◆人と会っている時にだけ外で食べる
◆専門店・カフェ・高級なものなど”良いもの”だけを食べる(良いものは異性化糖ではなく砂糖を使っているため)
◆平日は我慢して、週末だけ食べる
◆普段からお米をしっかり食べて、血糖値が下がった状態=スイーツを食べ過ぎない状態にしておく
◆日中のパーソナルトレーニング後に食べる(筋トレで体内の糖をたくさん使っているので)
あなたもご自身のライフスタイルに合った”スイーツを食べても理想体型になれる方法”があります。
異性化糖はなるべく摂らない、夜遅くに食べないを基本ルールに、マイルールを作って美味しい楽しみがあるダイエットを楽しんでください^^